レオパレスが今大変みたいですね。
不動産賃貸大手のレオパレス21は、 アパートなどの施工不備の問題を受けて、 来年3月期の業績予想を下方修正しましたが、 8日になって算定に誤りがあったとして訂正しました。
最終的な赤字額は304億円に拡大する見通しです。 半端じゃない金額ですよね。
レオパレスの収益モデルは、2つ収益の柱があります。
①地主さんに営業してアパートを建ててもらう。
②建築したアパートを満室想定家賃の8割サブリースして、 8割以上の入居率を維持する。
今回は②の入居率が悪化したようです。
建築基準法違反した物件の補修やそれに伴う入居募集の遅れから利 益が1億円の黒字見込み(5月時点) から304億円の赤字になったようです。
①のアパート建設についても、 建築基準法違反のニュース以降はおそらくうまくいっていないでし ょう。
収入の柱の①②どちらも中々回復させるのは難しいと思います。
現在、レオパレスのオーナーさんは苦労していると聞きます。サブリース賃料は更新の度に下がっていってローンを返すのもギリギリの方もいますし、売却しようにも金融機関が嫌がって中々ローンを組めず売れないとか。
何はともあれ、不動産業界に激震が走っていますね。
レオパレスの今後の動きを注視していきたいと思います。